2006-01-01から1年間の記事一覧

神戸 ルミナリエ

毎年行ってみたいと思っていた神戸のルミナリエ、やっと念願が叶い最終日の21日に行ってきました。 テレビや写真で何度も見ていいましたが、実際に見ると素晴らしい!感動しました。 震災から11年、復興と鎮魂を祈る思いが込められたルミナリエを見る時、あ…

京都の紅葉 №2

京都府京都市右京区京北井戸町にある常照皇寺に行ってきました。 常照皇寺は臨済宗天龍寺派の禅寺で、開山は北朝初代の光巌天皇です。 1362年(貞治元)、権争の過中を出て禅の道に入った光厳天皇が庵を結んだのが始まり。仏殿、舎利殿、が立つ境内には樹齢6…

京都の紅葉 №1

京都の紅葉は今年は一週間〜10日は遅いようです。やっと北の方から見頃を迎えています。 再度「美山かやぶきの里」を訪れてみました。一ヶ月前と違って山々が秋色に染まっていました。 もう一ヶ月もすれば茅葺きの里は真っ白な雪景色になるのでしょう。 続…

大覚寺 

大覚寺の正式名称は「旧嵯峨御所大覚寺門跡」といい真言宗大覚寺派の本山で心経写経の根本道場、いけばな嵯峨御流の総司所でもあります。 延暦13年(794)、桓武天皇は新都平安京に遷都しました。その20年後に即位した嵯峨天皇は、都より離れた葛野の地をこよ…

善峰寺 京都市西京区

のどかな風景が続く西山の山懐に善峰寺はあり、西国33ヵ所巡りの20番札所です。 長元2年(1029年)、源算上人(げんさんしょうにん)の開山ですが、応仁の乱(1467〜77)の際に兵火を受けて焼け、現在の諸堂の多くは、江戸時代に徳川五代将軍綱吉の…

「茅葺きの里」美山町

京都府南丹市美山町「茅葺きの里」に行ってきました。 出発は8時半、京都市内はほとんど渋滞もなく思ったより早く通り抜け、周山街道(国道162号線)に入ると民家もまばらになってきます。 細い山道をくねくねと走るのかと思っていましたが、道は広く車は…

萬福寺

秋晴れのもと以前に紹介しました黄檗山萬福寺で普度勝会(ふどしょうえ)が三日間開催されました。 普度勝会とは有縁無縁一切の万霊供養の法会で、日本の盂蘭盆会(うらぼんえ)に当たる行事です。在日華僑によって萬福寺でも行なわれています。 期間中は境…

円通寺

十数年ぶりに「円通寺」を訪れてみました。 京都市岩倉にある円通寺は、細い急坂を上った所にあります。 円通寺には、比叡山を借景とした見事な枯山水庭園が有ります。後水尾天皇が12年の歳月をかけて各所を廻って、比叡山が最も雄大に見えるこの場所を選ん…

東京旅行

東京で働いてる息子のお店を見に行きたい!、私の願望に気持ちよくikoさんが同行してくださいました。 8月7日、京都駅で10時の待ち合わせ、東京に向かって出発です。今回の旅行中にホームページ作成の指導もお願いし、新幹線に乗るなりパソコンを開きHP作…

琵琶湖の蓮群生地(草津市)

草津市・烏丸半島の東に広がる有数の花蓮の群生です。 7月の中頃から8月の中頃にかけて、緑の葉が湖水いっぱいに広がり、約11.3haの湖面一面に薄紅色の花が咲きます。 花蓮としては日本でも最大のスケールで、まさに壮観です。 今年は例年より10日位…

黄檗山万福寺 (宇治市)

久し振りにお天気に恵まれ、近くの「万福寺」へ行ってみました。ここは日本のお寺と違って、すべて中国様式で、見所いっぱいのお寺です。 黄檗山万福寺 万福寺は、1654年(江戸時時代)、中国福建省から渡来した隠元禅師が後水尾法皇や徳川四代将軍家綱…

法金剛院

法金剛院は、平安時代の初め、天長7(830)年頃、右大臣清原夏野が山荘を建て、死後双丘寺(現在でも双丘(ならびがおか)という地名は残っています。)と称したのが始まりのようです。 その後文徳天皇が、天安2(858)年、大きな伽藍を建て天安寺として改築し…

勧修寺

勧修寺は真言宗山階派の大本山です。 山科区、地名は勧修寺(かんしゅじ)にありますが、正式名は「かじゅうじ」です。西暦900年に醍醐天皇が創建され、千余年の歴史があります。 庭園は「勧修寺氷池園」と呼ばれ「氷室の池」を中心に雄大な池泉舟遊式の庭園…

盧山寺(ろざんじ)

京都の中心、「京都御苑」の東側にあり、皇室直属の御黒戸四ヶ院で唯一つ残在する摂家門跡です。 街中にありながら、一歩は入るとそこはまるで別世界のような静けさです。 日本人でただ一人「世界の五大偉人」に選出され、フランスのユネスコ 本部に登録され…

真如堂

真如堂の歴史は古く(984年)比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。正しくは「鈴聲山真正極楽寺」(れいしょうざんしんしょうごくらくじ)という。その名のとおり、このお寺こそが正真正銘の「極楽寺」と言うことのようです。 応仁の乱(1467-77)の…

紫陽花

今年の紫陽花は咲き始めが遅かったので、6月末の今でも充分楽しめます。 近年は西洋紫陽花も多くなり、紫陽花の種類も多いのに驚きます。 今はカメラに夢中、梅雨の晴れ間には、近くで2・3時間紫陽花ばかりを撮ってみました。 三室戸寺、恵心院、藤森神社…

大原野神社の睡蓮

大原野神社は、京都洛西、小潮山の麓にある古社です。 奈良の春日大社を真似て作られた神社で、延歴3年(784)と古く、藤原氏の勢力が大きかった時期には皇族貴族の参詣が盛んで、大いに栄えたようです。 春はサクラが咲き、シャクヤク、霧島ツツジ、ハナミズ…

百人一首ゆかりの地を訪ねて

百人一首の旅(1) 昨年の秋、keiさんと訪ねた、百人一首撰定地「厭離庵」で高価なカルタを見ることができました。今回は百人一首ゆかりの地を訪ねてみることにしました。 ※一日目は、ikoさんもお付き合い頂き、車内は笑い声で弾み三人娘(?)で先ずは、上…

古知谷 阿弥陀寺

雨に濡れて鮮やかな「阿弥陀寺」の新緑 大原の里、「三千院」「寂光院」よりもさらに「鯖街道」を北に走れば山深い人里離れた所に「阿弥陀寺」があります。雨に濡れた新緑はひと際鮮やかで、空気はひんやりと快く感じました。 車を降りて先ず目に飛び込んで…

平等院 (宇治市)

世界遺産 平等院 平安時代後期、天喜元年(1053)に、関白藤原頼通によって平等院に建立された阿弥陀堂(鳳凰堂)です。華やかな藤原摂関時代をしのぶことのできるほとんど唯一の遺構として、このうえなく貴重な建築です。最も大きな特徴は池の中島に建てら…

三室戸寺 宇治市

三室戸寺のツツジとシャクナゲ 三室戸寺は西国観音霊場10番の札所で、本山修験宗の別格本山です。約1200年前(宝亀元年)、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩淵より出現された千手観音菩薩を御本尊として創建されました。現在の本堂は約180年前…

恵心院(宇治市)

恵心院の山吹 宇治橋から上流に向かって、宇治川遊歩道を歩けば、宇治神社、朝霧橋、宇治川の流れを見ながら徒歩10分の所に「朝日山恵心院」はあります。ガイドブックにもあまり紹介されてなく、あまり知られていない小さなお寺です。 創建は821年と古く、…

二条城

二条城・桜ライトアップ 二条城は、慶長8年(1603年)、徳川将軍家康が、京都御所の守護と将軍上洛のときの宿泊所として造営し、3代将軍家光により、伏見城の遺構を移すなどして、寛永3年(1626年)に完成したものです。豊臣秀吉の残した文禄年間の遺…

醍醐寺の桜

醍醐寺「霊宝館」の桜 醍醐寺と言えば、慶長3年(1598年)の春、秀吉が行った「醍醐の花見」で知られていますし、京都の桜の名所の一つです。 中でも「霊宝館」の早咲きの枝垂れ桜が見頃を迎えていました。 「霊宝館」だけでも、敷地面積34,229平方メー…

随心院

随心院 随心院のある「小野」は、小野篁、小野道風などで知られる小野氏の栄えた場所として知られます。平安時代の歌人小野小町は、仁明天皇に更衣として仕えた人物で、天皇崩御後はここ小野の地で余生を送ったそうです。 毎年3月末の日曜日に催される「は…

天ヶ瀬ダムから宇治川へ

天ヶ瀬ダムから宇治川周辺を散策 今日は愛犬ボギーが亡くなって初めての月命日、ダボを連れてボギーのいるペット霊園に、お参りを済ませて宇治川を見に行ってみました。 途中に「天ヶ瀬森林公園」の看板を見つけ、細い山道をどんどん登ってみると、 目の前に…

城南宮 「城南宮」は京都市内の南、名神高速「京都東インター」の近くにあります。 平安時代の末、風光明媚なこの土地に白河上皇が壮大な離宮(城南離宮、鳥羽離宮)造営して院政を開始され、歌会や宴、船遊びや競馬(くらべうま)がしばしば行なわれ、王朝…