山口祇園祭り

山口に引っ越して早いもので2か月が過ぎました。
久しぶりにブログ再開です。

こちらの生活もすっかり落ち着いて、ワンコ共々元気に過ごしています。

少し前の事ですが、夏の訪れを告げる山口の祇園まつりが、7月20日〜27日まで取り行われ、40数年ぶりに見に行ってきました。

約550年前に大の京都好きだった大内教弘が京都の祇園祭りを真似て始められたものです。
規模は比べ物になりませんが、すごく真近で見れるだけに迫力はありました。

夕方6時に花火を合図に八坂神社で祭事が始まります。

先ず本殿で神事が行われ、3体の神輿が運び出され、その
前で県指定の無形民俗文化財の「鷺の舞い」が奉納されます。

神輿の担ぎ手も元気いっぱいです。

神輿は4角、6角、8角の3体で、暴れ神輿です。
それぞれの指揮者が参加団体を読み上げる度に”ウオウ〜”と歓声と拍手、熱気が伝わってきます。

いよいよ八坂神社を出発、本殿も前でグルグル何度も廻って
二時間半街中を”ワッショイ・ワッショイ”と練り歩きお旅所に行きます。 途中でも何度も廻り持ち上げられます。

祇園囃子を奏でる2基の山車、菊水鉾と真車山も京都とは
比べものになりませんが、町の中心地で鉾からお餅や手ぬぐ
等が投げられます。
物凄い人で歓声もすごい!
私はカメラに夢中でお餅を取る事はできませんでした(ーー;)

3体の神輿が次々にお旅所に帰ってきました。
”神様おかえりなさい!”と声がかかります。

3体が収まり再度鷺舞が奉納されます。

この鷺舞の衣装、羽の部分は陶器のようなもの? とても重いようです。
外人さんが付けてみたいとの要望にも快く応じておられました。

神輿は27日までお旅所に滞在され、さまざまの神事があります。

今年は特別山口出身の京都の舞妓(彰子)さんが帰って来られ、人力車で随行、お旅所で2曲を披露されたのですが、残念ながら途中で食事に帰り見逃してしまいました。

最後は小学5年生の女の子4人の「浦安の舞」が奉納され
夕方6時〜10時の祇園まつりの初日は終わりました。

子供の頃は毎年楽しみだった祇園祭り、夜店で何を買おうか?
富くじでいいものが当たりますように・・そんな思い出が
懐かしく思い出されたお祭りでした。

ビデオも撮ったのですが、YouTubeにお祭りの様子がとてもよくわかるのがありましたので、見てくださいね。